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シロアリ駆除に最適な時期とは?発生しやすい季節と対策すべきタイミングについて解説!

シロアリ駆除に最適な時期とは?発生しやすい季節と対策すべきタイミングについて解説!

シロアリ被害は早期発見・早期対策が鉄則です。 しかし、「いつ頃駆除すればよいのか」「羽アリが出たけれど対応が遅いのではないか」と悩む方も多いでしょう。

本記事では、シロアリが最も活動的になる時期や、効果的な駆除のベストタイミング、そして年間を通じた対策スケジュールについて解説します。

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シロアリが活発になる時期とは

シロアリは1年を通して活動していますが、特に活発になる「注意すべき季節」があります。ここでは、代表的なシロアリの種類とその活動ピークについてご紹介します。

種類ごとの活動時期(ヤマト・イエ)

日本で主に住宅被害をもたらすシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。それぞれ活動のピークとなる時期が異なります。

ヤマトシロアリは主に3月下旬〜7月にかけて活発になります。特に4月〜6月の温かく湿度が高い時期に羽アリが出現し、新しい巣をつくる繁殖活動が盛んになります。日本全国に広く分布しており、木材内部に潜んでいることが多いため、被害の発見が遅れやすいのが特徴です。

一方、イエシロアリは5月〜8月に活動のピークを迎えます。西日本や沖縄などの温暖な地域に多く、特に梅雨〜夏の高温多湿の時期に活発化します。ヤマトシロアリに比べて被害の進行が早く、見つけたらすぐに対応が必要です。

春~初夏の羽アリの群飛

シロアリの存在を最も認識しやすいのが、春〜初夏に見られる羽アリの群飛(ぐんぴ)です。これはシロアリの成虫が巣から飛び立ち、新しい巣を作るための行動です。
  • ヤマトシロアリの羽アリ:4〜6月
  • イエシロアリの羽アリ:5〜7月頃


特に、晴れた日の午後や、雨上がりの湿度が高い日に飛び立つことが多く、室内や周辺で大量の羽アリを見かけた場合は、すでに住宅周辺に巣がある可能性が高いといえます。羽アリを見つけたら、その種類を特定し、早めに専門業者へ相談することが大切です。

気温や湿度が高い時期は警戒強化

シロアリの活動は、気温15℃以上・湿度70%以上になると活発になります。そのため、梅雨時期や夏場はシロアリの最盛期といえます。特に梅雨のような高温多湿の環境は、シロアリにとって快適な条件です。

また、台風や大雨の後も周辺の湿度が高くなり、地中からシロアリが活動しやすくなるため警戒が必要です。こうした時期には、以下のようなポイントを中心に、自宅の点検を心がけましょう。
  • 木材の変色や膨らみ
  • 床鳴りやたわみの変化
  • 床下の湿気や水漏れ

小さな異変が、シロアリ被害のサインになっていることもあります。

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シロアリ駆除に適したタイミングは?

シロアリ駆除は被害の発見次第、できるだけ早く行うことが基本ですが、特に効果的なタイミングがあります。

羽アリを見かけたら即行動

羽アリの発生は、すでに成熟したシロアリの巣が住宅内に存在することを示す重要なシグナルです。羽アリを見かけたら、それが本当にシロアリの羽アリなのか(アリの羽アリとは形状が異なります)を確認し、シロアリであれば即座に専門業者に連絡することをおすすめします。

羽アリの発生時期はシロアリの活動が活発になる時期でもあるため、この時期の駆除は効果的です。すでに巣が大きくなっている可能性があるため、表面的な処理だけでなく、巣の位置を特定して徹底的な駆除を行うことが重要です。

予防目的なら秋冬の点検もおすすめ

シロアリ被害の予防を目的とする場合は、秋から冬にかけての時期も実は有効です。この時期はシロアリの活動が比較的穏やかになる時期ですが、専門業者による点検を行い、来たるべき春の活動期に備えて予防処理を施すことができます。

特に築年数が古い住宅や、過去にシロアリ被害があった住宅では、活動期前の予防処理が効果的です。冬場は建材が乾燥している時期でもあるため、薬剤の浸透性が高く、効果的な予防処理が可能です。

駆除後の再発防止策を取るタイミング

シロアリ駆除を行った後も、再発防止策は継続して行うことが重要です。特に駆除から5年程度経過した時点での再点検や予防処理は、多くの専門家が推奨しています。

また、住宅の大規模なリフォームや増改築を行う際も、床下や壁内の状態を確認できる貴重な機会です。このタイミングでシロアリ予防処理を行うことで、住宅の長期的な保全につながります。特に床下の換気システムの設置や防湿対策を行うことは、シロアリの発生リスクを大幅に減らすことができます。

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1年を通じたシロアリ点検・対策スケジュールを確認しよう

シロアリ対策は、一度駆除をすれば終わりというものではありません。被害を防ぎ、安心して暮らしていくためには、定期的な点検と予防の継続がとても大切です。季節ごとの動きや建物の状態に合わせて、対策スケジュールを立てておきましょう。

年1〜2回の点検をルーティンで行う

シロアリの被害を早期に発見するには、年に1〜2回の定期的な点検を習慣化することがおすすめです。特に効果的なのは、春と秋のタイミング。春の点検では、シロアリの活動が本格化する前に、床下や住宅周辺の状態を確認することができます。

秋の点検では、夏の高温多湿な時期を経て、被害が進んでいないかどうかをチェックする良い機会になります。 点検では、床下の湿気や水漏れ、木材の劣化、基礎周辺の土の状態などに注意します。日常的には目に入りづらい部分ですが、ご自身でできる範囲でも確認しておくと安心です。ただし、すべてを把握するのは難しいため、数年に一度は専門業者による詳細な点検を受けることをおすすめします。

梅雨前・台風後に点検を行う

シロアリが好むのは、湿度が高く風通しの悪い環境です。そのため、梅雨入り前や台風の通過後など、湿気がこもりやすい時期には特に注意が必要です。

梅雨前には、住宅の外壁や屋根、排水の状態をチェックして、雨水の侵入や滞留がないかを確認しましょう。雨漏りがあれば早めに修理し、湿気がたまりやすい場所には防湿対策をしておくと効果的です。

また、台風や大雨の後は、基礎部分に水が溜まっていないか、床下に湿気がこもっていないかなども見ておきたいポイントです。特に、雨どいの詰まりや破損、基礎まわりの排水の悪さ、換気口の塞がりといったちょっとした不具合が、湿気を呼び込む原因になります。

こうした細かな部分にも目を向けて、こまめにメンテナンスしておくことが、長い目で見て大きな予防につながるでしょう。

建物の築年数や構造に合わせた管理を行う

シロアリ対策は、建物の築年数や構造によって意識すべき点が異なります。

例えば、築5年未満の住宅では、建材に含まれる水分がまだ多いケースもあり、換気を重視した管理が効果的です。一方、築10年以上の住宅では、以前の防蟻処理の効果が薄れてきている可能性もあるため、再処理の検討時期として捉えておくとよいでしょう。

また、木造住宅と鉄筋コンクリート造でもチェックすべきポイントが異なります。木造住宅では床下の点検がとても重要ですが、鉄筋コンクリート造の住宅では、サッシのまわりや木製のドア・収納など、木材を使った部分に注目するとよいでしょう。

さらに、立地や気候条件によってもシロアリのリスクは変わってきます。地盤が湿気を含みやすい地域や、雨の多いエリアにお住まいの場合は、よりこまめな管理を心がけることが大切です。

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まとめ

シロアリ駆除の最適な時期は、「出来るだけ早く行う」ことで、大切な住宅をシロアリから守ることができます。ヤマトシロアリは春から初夏(3〜7月)、イエシロアリは初夏から夏(5〜8月)が活動のピークです。

特に羽アリの発生時期は要注意で、発見したらすぐに専門業者に相談することをおすすめします。

シロアリ被害は早期発見・早期対策が重要です。三共消毒では、お客様のご状況に合わせた最適なシロアリ対策をご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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