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シロアリ駆除剤を使うときの注意点とは?正しい使い方と安全性を解説

シロアリ駆除剤を使うときの注意点とは?正しい使い方と安全性を解説

ホームセンターやネットで手軽に買えるシロアリ駆除剤。「自分でも使えそう」と思う一方で、使い方を誤ると効果が出なかったり、人体や建物に悪影響を及ぼしたりする場合もあります。 この記事では、シロアリ駆除剤を使う際に知っておきたい注意点と、安全に使うためのポイントを解説します。

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市販のシロアリ駆除剤にはどんな種類がある?

市販されているシロアリ駆除剤にはいくつかの種類があり、それぞれ目的や効果の出方に違いがあります。ご自宅の状況や、どこまで対策したいかに応じて、適切なタイプを選ぶことが大切です。

スプレータイプ(即効性重視)

スプレータイプは、目に見えるシロアリをその場で退治したいときに使う駆除剤です。シロアリに直接吹きかけることで、即効性のある効果を発揮します。

主に、木材の表面や壁のすき間など、活動しているシロアリを目視で確認できる場所に使用されます。手軽に使えるのが魅力ですが、効果が届く範囲は限られており、巣そのものを退治することはできません。

そのため、応急処置や一時的な対策としての使用が適しています。また、スプレーの成分によっては、壁紙や家具の表面が変色することもあるため、使用前に目立たない場所で試すことをおすすめします。

ベイトタイプ(巣への持ち帰り)

ベイトタイプは、シロアリの習性を利用して、巣ごと駆除を狙う方法です。シロアリが好む餌に薬剤を混ぜ、それを巣に持ち帰らせることで、仲間全体に薬剤が広がり、最終的には巣ごと死滅させることを目指します。

設置場所は、シロアリの活動が確認された場所の近くが基本です。ただし、シロアリが餌を見つけて仲間と共有するまでには時間がかかるため、効果が出るまでには数週間から数か月かかることもあります。

根気よく使い続けることが成功のポイントですが、効果的な場所に設置するにはある程度の知識も必要です。そのため、「置けば効く」というものではなく、設置の仕方によって効果に差が出る点に注意しましょう。

木材塗布剤(予防・防腐目的)

木材塗布剤は、シロアリが木材を食べにくくするための予防目的で使われる薬剤です。木材の表面に直接塗ることで、シロアリが寄り付きにくくなり、食害を防ぐ効果があります。

新築時やリフォームの際に、あらかじめ防虫・防腐処理をしておきたいときに重宝されます。

塗布後は、数年間は効果が持続しますが、すでに木材内部でシロアリが活動している場合にはあまり効果がありません。 また、木材の種類や状態によっては色が変わることもあるため、見た目が気になる場所では、事前に目立たない場所で試すのがおすすめです。心配な場合や広範囲に施工したい場合には、専門業者に依頼する方が安心です。

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シロアリ駆除剤を使うときの注意点

市販の駆除剤を使用する際には、いくつかの重要な注意点があります。

注意点1. 駆除剤によって効果が異なる

すべての駆除剤が同じ効果を持つわけではありません。シロアリの種類やどんな状況に使うかによって合う薬剤が異なります。

たとえば、日本でよく見られるヤマトシロアリとイエシロアリでは、効果的な薬剤が違う場合もあります。

また、すぐに効く薬剤と、じっくり巣ごと退治するタイプとでは使い方も変わります。駆除剤を選ぶときは、パッケージの説明をよく読み、自分のケースに合っているかを確認しましょう。

不安な場合は、メーカーや専門業者に相談すると安心です。

注意点2. 薬剤の性能や特性が発揮される選び方が重要

駆除剤の効果は、使う場所や条件によっても変わります。

たとえば、湿度が高い場所では水性の薬剤が流れやすく、十分な効果が出にくくなることもあります。また、木の表面だけに薬剤を塗っても、内部まで入り込んだシロアリには効かない場合があります。

さらに、人体やペットへの影響にも配慮が必要です。小さなお子さんやペットがいる家庭では、低毒性の薬剤を選ぶか、専門業者に相談するのが安心です。

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シロアリ駆除でありがちなNG行動とそのリスク

DIYでシロアリ駆除を行う際に、よくある間違いとそのリスクについて理解しておくことが重要です。

誤った場所に散布してしまう

シロアリは木材の内部や見えないところで活動しているため、目に見える場所だけに薬剤をかけても不十分です。活動場所や侵入経路を正しく見極めないと、薬剤を無駄に使ってしまったり、効果が出なかったりします。

建物の構造やシロアリの生態を理解せずに散布しても、根本的な解決にはつながらないことが多いです。

用量を守らず効果が出ない、または過剰投与

「たくさん使えばよく効く」と思ってしまいがちですが、薬剤には適切な使用量があります。

多すぎると人体や環境への影響が心配ですし、少なすぎると効果が弱まります。また、自己判断で薄める・減らすのもNGです。製品の説明通りに使うのが、一番効果的で安全な方法です。

害虫を刺激して分散・再発のリスクを高める

やみくもに薬剤を使うと、シロアリが危険を察知して別の場所に移動することがあります。

これにより、被害が広がってしまうこともあります。特に、薬剤を中途半端に使うと逆効果になることがあるため、注意が必要です。

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シロアリ駆除は専門業者への依頼がおすすめ

シロアリ駆除は素人では判断や対処が難しい面が多いため、専門業者への依頼をおすすめします。

プロによる知見と診断で適切な駆除ができる

専門業者は豊富な経験と専門知識を持っており、シロアリの種類や被害状況を正確に判断できます。また、建物の構造を理解した上で、最適な駆除方法を提案してくれます。目に見える被害だけでなく、潜在的なリスクも含めた総合的な対策が可能です。

プロの業者は一般の方が入手できない専門的な薬剤や機材を使用できるため、より効果的かつ安全な駆除が期待できます。また、薬剤の取り扱いに関する専門的なトレーニングを受けているため、効果を最大限に引き出しながらも、人体や環境への影響を最小限に抑えることができます。

業者なら保証期間を設けているのが多い

信頼できる専門業者では、施工後の保証期間を設けています。万が一再発した場合でも、保証期間内であれば無料で再施工してくれることが多いです。自己処理では再発時にまた費用と手間がかかりますが、業者の保証があれば安心です。

また、定期的な点検サービスを提供している業者も多く、シロアリ被害の早期発見や予防にもつながります。長期的な視点で考えると、初期費用は高くても専門業者に依頼するほうがコストパフォーマンスが良いケースが多いです。

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まとめ

市販のシロアリ駆除剤は、正しく使えば効果を発揮しますが、間違った使い方や判断がリスクになることもあります。安全性に不安がある場合や、見えない被害が気になる場合は、専門業者に相談するのが安心です。

三共消毒では、お客様のご状況に合わせた最適なシロアリ対策をご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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