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シロアリ駆除のバリア工法とは?仕組み・メリット・注意点をやさしく解説

シロアリ駆除のバリア工法とは?仕組み・メリット・注意点をやさしく解説

シロアリ駆除の代表的な方法の一つが「バリア工法」です。薬剤を使うイメージはあるけれど、具体的にどんな仕組みで効果があるのか、よくわからない人も多いかもしれません。

この記事では、シロアリ駆除のバリア工法の特徴や向いている住宅、注意点などをわかりやすく解説します。

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バリア工法とは

バリア工法はその名の通り、シロアリの侵入を防ぐバリア(障壁)をつくる方法です。住宅のまわりや床下に特殊な薬剤を散布・注入することで、シロアリが近づけないようにし、同時にすでに家の中にいるシロアリも駆除します。

具体的には、床下の土壌への薬剤散布と、木部への薬剤注入を組み合わせて行います。これにより、地面からの侵入を防ぎながら、見えないところに潜むシロアリにも対応できるのが特徴です。

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バリア工法のメリット

バリア工法には他の駆除方法にはない独自のメリットがあります。

メリット1. 即効性があり、施工後すぐに効果が発揮される

バリア工法の最大の特徴は施工後すぐに効果が現れる即効性です。 シロアリがこの薬剤に触れ、体内に取り込まれると、すぐに死滅するか行動不能になります。 ベイト工法では効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかることもありますが、バリア工法なら施工直後から効果を実感できるため、緊急性の高い被害にも対応できます。

メリット2. 再侵入を物理的に防ぎやすい構造

バリア工法では住宅の周囲や床下全体に薬剤を散布するため、シロアリの再侵入経路をくまなく封鎖することができます。特に地中からの侵入に対して高い防御力を持ち、薬剤の効果は数年間持続するため、その間はシロアリの新たな侵入を効果的に防げます。

メリット3. 予防にも駆除にも対応できる汎用性の高さ

バリア工法は、すでにシロアリ被害が発生している場合の「駆除」と、まだ被害がない場合の「予防」の両方に対応できます。 新築時の予防処理としても広く採用されており、イエシロアリやヤマトシロアリなど、日本に生息する主要なシロアリ種に広く効果があるのも特徴です。

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シロアリ駆除でバリア工法が向いている住宅やそのケース

すべての住宅にバリア工法が適しているわけではありません。以下のようなケースでは、バリア工法の効果が最大限に発揮されます。

ケース1. 床下に作業スペースがあり、薬剤を撒ける構造

バリア工法は床下土壌への薬剤散布が基本となるため、床下に十分な作業スペースがある住宅に適しています。一般的に、床下高さが40cm以上ある住宅であれば、作業員が入り込んで効果的な薬剤散布が可能です。

逆に、床下空間が狭い住宅や作業員が進入出来ない箇所(薬剤処理不可箇所)がある床下では、効果が限定的になる可能性があります。

ケース2. 被害が軽度で、ピンポイント対応が可能な場合

シロアリ被害が比較的軽度で、被害箇所が特定できる場合には、バリア工法による迅速な対応が効果的です。被害箇所に直接薬剤を注入し、周囲の土壌にも薬剤を散布することで、短期間で被害の拡大を食い止めることができます。

被害を早期に発見し、迅速に対処することで、修繕費用を最小限に抑えることも可能です。

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バリア工法の注意点と施工時の確認ポイント

バリア工法にはメリットが多い反面、いくつかの注意点もあります。

ポイント1. 薬剤の種類や安全性に注意

バリア工法で使用される薬剤には様々な種類があり、その安全性や効果には差があります。かつては環境負荷の高い薬剤も使用されていましたが、現在は人体や環境への影響が少ない薬剤が主流となっています。

施工を依頼する際は、使用される薬剤の種類や安全性について事前に確認することが重要です。特に、小さなお子さんやペットがいる家庭では、低毒性の薬剤を選ぶなど配慮が必要です。

ポイント2. 施工箇所が限定的だと効果にムラが出ることもある

バリア工法は、施工範囲が適切でないと効果にムラが出ることがあります。例えば、床下の一部分だけに薬剤を散布した場合、未処理の部分からシロアリが侵入する可能性があります。

効果的な防御壁を築くためには、建物の周囲全体と床下全体に均一に薬剤を散布することが重要です。施工前には、業者と十分に相談し、処理範囲が適切かを確認しましょう。部分的な施工では十分な効果が得られないことを理解し、包括的な対策を検討することが大切です。

ポイント3. 数年ごとの再処理が必要になる

バリア工法の効果は永続的ではなく、一般的に5年程度で効果が薄れてきます。薬剤の効果は時間の経過とともに低下し、また土壌の入れ替わりなどによっても防御壁が弱まることがあります。

そのため、定期的な点検と必要に応じた再処理が重要です。業者によっては保証期間を設けており、その間は無料点検や割引再処理を提供していることもあります。

長期的な維持管理計画を立て、定期的にプロの点検を受けることで、住宅を継続的に守ることができます。

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三共消毒ではバリア工法も対応可能

シロアリ駆除の専門業者である三共消毒では、バリア工法による効果的な駆除・予防サービスを提供しています。確かな技術と経験で、お客様の住宅を守るサポートをしています。

床下状況に応じて最適な施工をご提案

三共消毒では、事前調査で床下状況を詳細に確認し、最適なバリア工法の施工プランを提案します。床下空間の広さや湿度、被害状況を総合的に判断し、効果的な薬剤散布方法を決定します。

また、湿気対策や換気改善など、シロアリが住みにくい環境づくりも含めた総合的な対策を提案しています。

ベイト工法も視野に入れたシロアリ対策ができる

三共消毒では、状況に応じてベイト工法も提案しています。被害が広範囲の場合、ベイト工法で巣そのものを根絶するアプローチも可能です。工法の長所を活かして、長期的な安心をご提供します。

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まとめ

バリア工法は「すぐに効果が欲しい」「予防もしたい」という方に向いている駆除方法です。

一方で、薬剤の種類や施工範囲の確認が重要なため、プロの判断が欠かせません。自宅の構造に合った最適な方法を選ぶためにも、まずは信頼できる業者に相談してみましょう。

三共消毒では無料点検から丁寧なアドバイスまで、総合的なサポートを提供しています。
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