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シロアリは断熱材も食べる?発泡系断熱材の被害リスクと対策を解説!

シロアリは断熱材も食べる?発泡系断熱材の被害リスクと対策を解説!

シロアリは木材だけを食べるイメージがありますが、実際には断熱材も食害します。但し、栄養源として食べるわけではなく、移動中の障害物として断熱材をかじり、通り道を作ります。

特に発泡スチロールや発泡ウレタンといった発泡系の断熱材は被害に遭いやすく、内部を移動経路にされると被害の発見も遅れがちです。

この記事ではシロアリが断熱材を狙う理由と、被害に遭いやすい断熱材の種類、そして被害を防ぐための対策をわかりやすく解説します。

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シロアリが断熱材を食害する理由

シロアリにとって、断熱材は移動の妨げになりにくく、格好の住みかにもなります。なぜシロアリが断熱材を食害するのか、その理由から見ていきましょう。

柔らかい発泡スチロールはかじりやすく好まれる

シロアリは硬い木材よりも、柔らかく加工しやすい素材を好む傾向があります。発泡スチロールに代表される発泡系断熱材は、内部に細かな気泡を多く含み、シロアリの顎でも容易にかじり進められる柔らかさです。

住宅の床下や基礎まわりに使われた断熱材が、知らないうちにかじられているケースは少なくありません。

断熱材の内部が蟻道の代わりになり移動経路になる

シロアリは光や乾燥を嫌うため、普段は土でつくった蟻道(ぎどう)というトンネルの中を移動します。ところが発泡系の断熱材を食い進むと、断熱材の内部そのものが、蟻道の代わりとなる隠れた通り道になってしまいます。

断熱材の中を通れば、外から姿を見られることなく、湿気や温度の安定した環境で住宅内を移動できるのです。本来は壁の外側や床下に蟻道があれば被害のサインとして気づけますが、断熱材の内部を通られると、その手がかりも得にくくなります。

結果として、シロアリは人目につかないまま、基礎から土台、そして柱へと被害を広げていきます。断熱材が移動経路を兼ねてしまう点こそ、断熱材のシロアリ被害がやっかいな理由のひとつです。

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シロアリ被害に遭いやすい断熱材・強い断熱材

断熱材といっても種類はさまざまで、シロアリ被害の遭いやすさには差があります。どのような断熱材や工法が狙われやすいのかを押さえておきましょう。

発泡系(発泡スチロール・発泡ウレタン)は被害に遭いやすい

被害に遭いやすい代表格が、発泡スチロールや発泡ウレタンといった発泡系の断熱材です。いずれも柔らかく、シロアリがかじって食い進みやすい性質を持っています。断熱性能やコスト面で優れ、住宅で広く使われている素材だけに、シロアリのリスクと隣り合わせともいえます。

一方で、ガラス繊維を原料とするグラスウールなど、シロアリが比較的好みにくい素材もあります。ただし、どんな断熱材であっても周囲の木材が食害されれば被害は免れないため、素材だけで安心はできません。

基礎断熱はシロアリの侵入経路になりやすい

断熱の工法のなかでも、とくに注意したいのが基礎断熱です。基礎断熱は、基礎の外側や内側に断熱材を張りつけて家全体を包む工法で、断熱性や気密性に優れる一方、シロアリ対策の面では弱点が指摘されています。

基礎の外側に断熱材があると、シロアリは地面から断熱材の内部へ入り込み、人目につかないまま床下の木材へと到達できてしまいます。点検時にも断熱材に隠れて蟻道が見えにくく、侵入に気づきにくいのです。

断熱性能を重視するあまりシロアリ対策がおろそかになると、知らないうちに侵入経路を用意してしまうことにもなりかねません。基礎断熱を採用した住宅ほど、防蟻処理や定期的な点検の重要性が高まります。

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断熱材のシロアリ被害が発見しにくい理由

断熱材のシロアリ被害は、木材の被害以上に気づきにくいのが厄介な点です。なぜ発見が遅れがちなのか、その理由を確認します。

木部に密着した断熱材は被害が目視で確認できない

シロアリ点検では、床下に潜って木材の状態や蟻道の有無を目で確かめます。しかし、断熱材が木部にぴったりと密着している場合、その裏側で何が起きているかを目視で確認することはできません。

断熱材に覆われた土台や柱がすでに食害されていても、表からは健全に見えてしまうのです。とくに基礎断熱の住宅では、基礎と木材の取り合い部分が断熱材で隠れてしまい、点検でも見落としにつながりやすくなります。

被害の有無を正確に把握するには、専門的な知識と経験が欠かせません。

表面が無事でも内部で被害が進んでいることがある

断熱材は、表面が一見きれいでも、内部だけがトンネル状に食い荒らされていることがあります。外見では判断できないため、見た目は問題なさそうだからという思い込みが、発見を遅らせてしまいます。

気づいたときには被害が広範囲に及んでいた、という事態を避けるためにも、表面だけで判断しないことが大切です。

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断熱材のシロアリ対策

発見しにくい断熱材の被害だからこそ、対策は早期発見と継続的な監視が軸になります。具体的なポイントを見ていきましょう。

定期的な床下点検で早期発見する

断熱材のシロアリ被害を防ぐ基本は、定期的な床下点検です。被害が表に出にくいため、プロの目で状態を確認し、わずかな兆候の段階で見つけることが何よりも重要になります。新築時に防蟻処理をしていても、薬剤の効果は永久に続くものではありません。

数年ごとに点検を受け、断熱材まわりや基礎の取り合い部分に異常がないかをチェックしておくことで、大きな被害になる前に手を打てます。

継続管理型のベイト工法で侵入を見張る

点検と合わせて検討したいのが、継続管理型のベイト工法です。住宅のまわりに設置した毒エサでシロアリの侵入を見張り、活動を察知すれば巣ごとの駆除につなげられます。

三共消毒のエコベイトシステムは薬剤を散布せず、年1回の点検で継続的に監視できるため、被害が見えにくい断熱材の住宅とも相性のよい方法です。

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断熱材のシロアリ被害に関するよくある質問

Q1. グラスウールなど発泡系以外の断熱材なら安心?

発泡スチロールや発泡ウレタンに比べれば、グラスウールはシロアリに好まれにくい素材です。ただし断熱材自体が無事でも、周囲の木材が食害されれば被害は免れません。素材だけで安心はできず、定期的な点検が大切です。

Q2. 基礎断熱の家はシロアリ被害に遭いやすい?

基礎の外側に断熱材があると、シロアリが地面から断熱材の内部へ入り込み、人目につかないまま床下の木材へ到達しやすくなります。点検でも蟻道が断熱材に隠れて見えにくいため、基礎断熱の住宅ほど防蟻処理と定期点検の重要性が高まります。

Q3. 断熱材の被害は自分で気づける?

表面が一見きれいでも、内部だけがトンネル状に食い荒らされていることがあり、見た目での判断は困難です。木部に密着した断熱材の裏側は目視できないため、被害の有無を正確に把握するには専門業者による点検が欠かせません。

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まとめ

シロアリは発泡系の断熱材を食害し、その内部を移動経路にすることで被害の発見を遅らせます。とくに基礎断熱の住宅は侵入経路になりやすく、表面が無事でも内部で被害が進んでいることもあります。

断熱材を使った住まいほど定期点検が重要です。被害が疑われる場合は、巣ごと根絶し継続的に見張れるベイト工法を含めて、専門業者に相談しましょう。
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