シロアリ駆除にホウ酸は効く?効果とデメリット・向き不向きを解説
ホウ酸はシロアリ駆除に使われる成分のひとつで、安全性が高く効果が長持ちするといわれます。一方で水に弱いといった弱点もあり、どんな場面にも万能というわけではありません。
この記事ではホウ酸がシロアリに効く仕組みと、メリット・デメリット、向いている場面とそうでない場面を整理し、被害が進んでいる場合の対処法までわかりやすく解説します。
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ホウ酸はシロアリ駆除に効果があるのか
ホウ酸は、古くからシロアリ対策に利用されてきた成分です。まずは、ホウ酸がなぜシロアリに効くのか、その仕組みから見ていきましょう。
哺乳類は腎臓から余分なホウ酸を排出できる一方、その仕組みを持たない昆虫には効果を発揮するのが特徴です。
木材に処理しておけば、その木材をかじったシロアリにじわじわと作用していきます。
ホウ酸は遅効性で、摂取してもすぐには死なないため、ホウ酸を含んだ個体が巣に戻り、その間に仲間へと成分が広がっていきます。即効性の薬剤のようにその場で倒すのではなく、時間をかけて巣の中の数を減らしていくイメージです。
ただし、このじわじわ効く性質は、被害を急いで止めたい場面ではかえって弱点にもなり得ます。
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ホウ酸を摂取したシロアリが代謝できず死に至る仕組み
ホウ酸は、シロアリが体内に取り込むと正常に代謝できず、エネルギーをうまくつくり出せなくなる性質があります。その結果、ホウ酸を一定量摂取したシロアリは徐々に弱り、やがて死に至ります。哺乳類は腎臓から余分なホウ酸を排出できる一方、その仕組みを持たない昆虫には効果を発揮するのが特徴です。
木材に処理しておけば、その木材をかじったシロアリにじわじわと作用していきます。
巣に持ち帰る習性で周囲のシロアリにも効く
ホウ酸の効果が一匹のシロアリにとどまらないのは、シロアリ特有の習性が関係しています。シロアリは仲間同士で食べ物を口移しで分け合ったり、弱った仲間や死骸を他の個体が食べたりする習性を持っています。ホウ酸は遅効性で、摂取してもすぐには死なないため、ホウ酸を含んだ個体が巣に戻り、その間に仲間へと成分が広がっていきます。即効性の薬剤のようにその場で倒すのではなく、時間をかけて巣の中の数を減らしていくイメージです。
ただし、このじわじわ効く性質は、被害を急いで止めたい場面ではかえって弱点にもなり得ます。
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シロアリ駆除にホウ酸を使うメリット
ホウ酸がシロアリ対策に選ばれるのには理由があります。ここでは、ホウ酸ならではのメリットを整理します。
揮発性の薬剤に不安を感じる方や、室内環境への影響を気にする方にとって、安心材料になりやすい成分といえます。
一般的な合成殺虫成分は時間の経過とともに分解・揮発して効き目が薄れていきますが、ホウ酸は条件さえ整えば長く効き続けるのが強みです。 そのため、新築時の予防処理など、長期的にシロアリの定着を防ぎたい場面で活用されています。
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効果が長く続けば、それだけ薬剤を入れ直す手間や費用を抑えやすくなるのも見逃せない利点でしょう。ただし、この持続性はあくまで水に流されなければという前提のうえに成り立っている点には、注意しておく必要があります。
安全性が高く揮発しない
ホウ酸の大きな魅力は、安全性への配慮がしやすい点です。ホウ酸は揮発しにくい成分のため、処理後に空気中へ成分が広がりにくく、薬剤の臭いや吸い込みのリスクを抑えやすいとされています。 目薬の防腐剤などにも使われてきた身近な成分であり、用法を守れば室内まわりでの使用にも取り入れやすいのが特徴です。揮発性の薬剤に不安を感じる方や、室内環境への影響を気にする方にとって、安心材料になりやすい成分といえます。
分解されにくく効果が長持ちする
ホウ酸は鉱物由来の成分で、紫外線や熱で分解されることがほとんどありません。揮発もしにくいため、一度木材に処理すれば、その効果が長期間にわたって持続することが期待できます。一般的な合成殺虫成分は時間の経過とともに分解・揮発して効き目が薄れていきますが、ホウ酸は条件さえ整えば長く効き続けるのが強みです。 そのため、新築時の予防処理など、長期的にシロアリの定着を防ぎたい場面で活用されています。
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効果が長く続けば、それだけ薬剤を入れ直す手間や費用を抑えやすくなるのも見逃せない利点でしょう。ただし、この持続性はあくまで水に流されなければという前提のうえに成り立っている点には、注意しておく必要があります。
シロアリ駆除にホウ酸を使うデメリットと注意点
長所の多いホウ酸ですが、万能ではありません。使う前に知っておきたいデメリットと注意点を確認しましょう。
また、床下と外の温度差で発生する、床下の結露も要注意です。
シロアリ被害が起こりやすいのは、まさに湿気の多い床下や水回りです。せっかく処理しても、肝心な場所で効果が長持ちしなければ十分な防御にはなりません。ホウ酸を活かすには、雨や水のかからない乾いた環境で使うことが前提になります。
被害が広がっている最中のケースで、ホウ酸処理だけに頼るのは心もとないといえるでしょう。
手の届く場所への設置は避け、保管にも気を配りましょう。安全といっても、扱い方を誤ればリスクがある点は忘れてはいけません。
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水に溶けやすく湿気の多い床下・屋外に弱い
ホウ酸の最大の弱点は、水に溶けやすいことです。雨がかかる屋外や、湿気がこもりやすい床下では、処理したホウ酸が水分で流れ落ちたり、徐々に効果が薄れたりするおそれがあります。 特に雨漏りや水漏れがあれば、ホウ酸の効果は期待できません。また、床下と外の温度差で発生する、床下の結露も要注意です。
シロアリ被害が起こりやすいのは、まさに湿気の多い床下や水回りです。せっかく処理しても、肝心な場所で効果が長持ちしなければ十分な防御にはなりません。ホウ酸を活かすには、雨や水のかからない乾いた環境で使うことが前提になります。
遅効性で被害が進行中のケースには不向き
ホウ酸は、摂取したシロアリがすぐには死なない遅効性の成分です。この性質は巣に成分を広げるうえでは利点ですが、すでに被害が進行している住宅では弱点になります。 土台や柱が食害されている状況では一刻も早く加害を止めたいところですが、ホウ酸では効果が現れるまでに時間がかかります。被害が広がっている最中のケースで、ホウ酸処理だけに頼るのは心もとないといえるでしょう。
過剰摂取の中毒リスク(小さな子ども・ペット)
安全性が高いとされるホウ酸も、大量に摂取すれば人やペットにとって有害です。粉末や団子状にしたホウ酸を、小さなお子さまやペットが誤って口にしてしまう事故には注意が必要です。手の届く場所への設置は避け、保管にも気を配りましょう。安全といっても、扱い方を誤ればリスクがある点は忘れてはいけません。
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シロアリ被害が進んでいるなら巣ごと駆除できる工法を
ホウ酸はあくまで予防や定着防止に向いた方法です。すでに被害が疑われる場合は、巣ごと駆除できる工法を検討しましょう。
シロアリが好む毒エサ(ベイト剤)を容器に入れて住宅まわりに設置し、それを食べたシロアリが巣に持ち帰ることで、群れ全体へ成分を行き渡らせます。
本巣の正確な位置を特定しなくても、シロアリ自身に運ばせることで巣ごとの駆除を狙える点が、ベイト工法ならではの利点です。
三共消毒のエコベイトシステムなら、年1回の点検で継続的に見張ることも可能です。
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すでに侵入している場合はベイト工法が有効
すでにシロアリが住宅に侵入していると考えられる場合は、巣そのものを叩く方法が有効です。その代表がベイト工法です。シロアリが好む毒エサ(ベイト剤)を容器に入れて住宅まわりに設置し、それを食べたシロアリが巣に持ち帰ることで、群れ全体へ成分を行き渡らせます。
本巣の正確な位置を特定しなくても、シロアリ自身に運ばせることで巣ごとの駆除を狙える点が、ベイト工法ならではの利点です。
薬剤を散布せず女王まで根絶できる
ベイト工法は床下に薬剤を散布しないため、小さなお子さまやペットがいるご家庭でも取り入れやすい方法です。エサが巣の奥の女王アリにまで届けば、コロニーの再生力そのものを断ち、巣ごと根絶することが期待できます。三共消毒のエコベイトシステムなら、年1回の点検で継続的に見張ることも可能です。
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ホウ酸を使ったシロアリ駆除に関するよくある質問
Q1. 市販のホウ酸で自分でシロアリ駆除しても効果はある?
予防目的なら一定の効果は期待できます。ただしホウ酸は水に弱く、湿気のこもる床下では効果が長持ちしにくいのが難点です。すでに被害が進んでいる場合は遅効性のホウ酸だけでは対応しきれないため、専門業者への相談やベイト工法の検討をおすすめします。
Q2. ホウ酸の効果はどのくらい持続する?
水のかからない乾いた環境であれば、長期間にわたって効果が続きます。ホウ酸は紫外線や熱で分解されにくく揮発もしにくいためです。ただし雨がかかる屋外や湿気の多い床下では成分が流れ落ちてしまうため、持続性を活かしきれない点には注意が必要です。
Q3. 小さな子どもやペットがいてもホウ酸を使って大丈夫?
ホウ酸は揮発しにくい成分ですが、大量に摂取すると人やペットにとって有害です。お子さまやペットが誤って口にしないよう、手の届く場所への設置は避けましょう。扱いに不安がある場合は、床下に薬剤を散布しないベイト工法も選択肢になります。
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まとめ
ホウ酸は安全性が高く効果が長持ちする一方、水に弱く遅効性のため、湿気の多い床下や進行中の被害には不向きな場面があります。大切なのは、状況に合った方法を選ぶことです。
すでに被害が疑われる場合は、薬剤を散布せず女王アリまで含めて巣ごと根絶を狙えるベイト工法も視野に入れ、まずは専門業者の無料調査で現状を確認しましょう。
すでに被害が疑われる場合は、薬剤を散布せず女王アリまで含めて巣ごと根絶を狙えるベイト工法も視野に入れ、まずは専門業者の無料調査で現状を確認しましょう。
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