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シロアリの大きさはどれくらい?種類・階級別のサイズ一覧と見分け方を解説!

シロアリの大きさはどれくらい?種類・階級別のサイズ一覧と見分け方を解説!

「白くて小さな虫を見た。これってシロアリ?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。シロアリの大きさは種類や階級によって大きく異なります。

正確に識別するには大きさだけでなく体の形状も確認することが重要です。

本記事ではシロアリの種類と階級ごとのサイズと特徴を詳しく解説します。

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シロアリの大きさ・サイズ一覧(種類別)

日本の住宅に被害をもたらすシロアリは主に3種類です。それぞれ生息域や体の大きさ、特徴が異なります。自宅で見つけた虫がどの種類に当てはまるかを確認する際の参考にしてください。

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリは北海道北部を除く日本全土に生息する最も身近なシロアリで、国内のシロアリ被害の約80〜90%を占めます。体の大きさは働きアリで3.5〜6mm程度、羽アリで5〜7mm程度です。体全体が乳白色をしており、羽アリになると黒褐色になります。

湿った木材を好み、浴室や洗面所・キッチンまわりなど水回りの床下に被害が集中しやすい傾向があります。自分で水を運ぶ能力が低いため行動範囲は比較的狭く、被害は水平方向に広がりやすいのが特徴です。

イエシロアリ

イエシロアリは千葉県以西の太平洋側沿岸部や南西諸島など温暖な地域に生息しており、ヤマトシロアリより一回り大きいのが特徴です。働きアリで5〜7mm程度、羽アリで7.5〜9.5mm程度あり、体の色は全体的に黄褐色がかっています。

自分で水分を運ぶ能力を持つため乾燥した木材でも加害でき、床下から2階や屋根裏まで縦方向に被害が拡大することがあります。1つのコロニーが数十万〜数百万匹に達することもあり、被害が発覚したときには住宅全体に深刻なダメージが及んでいるケースも少なくありません。

アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリは1970年代以降に日本に持ち込まれた外来種で、関東以西の都市部を中心に分布を広げています。3種の中で最も体が大きく、働きアリで8〜11mm、兵アリも8〜11mm程度です。体全体が乳白色で、頭部が大きく発達しています。

「カンザイ(乾材)」の名の通り乾燥した木材でも生息でき、土壌と接触しなくても木材の中だけで生活できます。床下だけでなく屋根裏や壁の中など建物全体に被害が及ぶ可能性があり、特徴的な砂粒状のフンが被害発見の手がかりになります。

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階級によってもサイズが違う

同じ種類のシロアリでも、コロニー内の役割(階級)によって体の大きさや形が異なります。一般的にシロアリと聞いてイメージする姿は働きアリのものですが、兵隊アリや羽アリとは外見が大きく異なります。

働きアリ(職蟻)

働きアリはコロニーの90〜95%を占める最も数の多い階級です。エサの収集・巣の建設・卵や幼虫の世話など、コロニーの維持に関わるほぼすべての作業を担います。体は乳白色で柔らかく、目が退化しているため光を感知することしかできません。

大きさはヤマトシロアリで3.5〜6mm程度と非常に小さく、家の中で白くて小さな虫を見たという場合に最も多く該当するのがこの働きアリです。

兵隊アリ(兵蟻)

兵隊アリはコロニーの2〜3%程度を占め、外敵から巣を守る防衛役です。働きアリと同程度のサイズですが、頭部が大きく発達しており茶褐色または淡い褐色をしています。大きなハサミ状の大顎(おおあご)が特徴で、この頭部の形がヤマトシロアリとイエシロアリを見分ける際のポイントになります。ヤマトシロアリの兵隊アリは頭部が細長い円筒形、イエシロアリは卵型をしています。

羽アリ

羽アリはシロアリが新たな巣を作るために飛び立つ生殖虫で、繁殖の時期(4〜7月頃)に一斉に群飛します。羽アリの体長は働きアリや兵隊アリより大きく、ヤマトシロアリで5〜7mm、イエシロアリで7.5〜9.5mm程度です。翅(はね)を含めると見た目のサイズはさらに大きくなります。

羽アリは飛び立った後に翅を落とす習性があるため、窓際や照明の周辺に同じ大きさの翅が大量に落ちていた場合は、シロアリの羽アリが発生したサインとして注意が必要です。

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シロアリの幼虫のサイズと特徴

「白くて小さな虫を見た」という方の中には、シロアリの幼虫ではないかと心配している方もいるかもしれません。シロアリの幼虫について正しく知っておきましょう。

初齢幼虫は1mm以下で肉眼では見えにくい

シロアリの初齢幼虫は体長1mm以下と非常に小さく、肉眼での確認が難しい大きさです。色は乳白色で成虫と似た外見をしていますが、体長だけが成虫より小さい状態です。幼虫は脱皮を繰り返しながら少しずつ成長し、成虫になると3.5〜11mm程度のサイズになります。

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成虫と見た目がほぼ変わらない「不完全変態」

シロアリは「不完全変態」という成長様式をとる昆虫です。カブトムシや蝶のように幼虫→サナギ→成虫と大きく姿を変える「完全変態」とは異なり、シロアリは幼虫と成虫で見た目がほとんど変わりません。体が小さければ幼虫、大きければ成虫という程度の違いしかないため、素人が幼虫か成虫かを判断するのは難しいといえます。

幼虫は巣の中心部にいるため外で見かけることはほぼない

シロアリの幼虫は女王アリとともに巣の中心部に集まっており、外に出ることはほとんどありません。屋外や室内で白くて小さな虫を見かけた場合、それはシロアリの幼虫ではなく成虫の働きアリである可能性が高いです。

シロアリと見間違えやすい虫との見分け方

シロアリと見間違えやすい虫は複数存在します。正確に判断するためにも、それぞれの特徴の違いを押さえておきましょう。

チャタテムシ

チャタテムシは体長1mm前後の非常に小さな虫で、乳白色の体色と触角・足を持ちシロアリと見間違えられることがあります。畳・障子・古本などの上に群がる習性があり、「本シラミ」とも呼ばれます。

見分けるポイントは行動パターンです。チャタテムシは畳や紙の表面を素早く動き回りますが、シロアリは光を嫌うため表面をテクテク歩くことはほとんどありません。また単独で行動することがあるチャタテムシとは異なり、シロアリは必ず大規模な集団で行動します。

クロアリの働きアリ

クロアリの働きアリはシロアリと同じく小さな昆虫ですが、両者は外見で明確に区別できます。クロアリは黒〜茶褐色で胴体にはっきりとしたくびれがあり、地上を素早く動き回ります。

一方シロアリの働きアリは乳白色で寸胴の体型をしており、光の当たる場所には出てきません。色と体型を確認すれば区別は比較的簡単です。

羽アリの見間違い

最も見間違いが多いのが羽アリの状態です。クロアリの羽アリとシロアリの羽アリはどちらも黒っぽい体色をしており、大きさも近いため混同されやすいです。

見分けのポイントは3つで、胴体のくびれ(アリあり・シロアリなし)、触角の形(アリはL字型・シロアリは数珠状)、翅の大きさ(アリは前後で大きさが違う・シロアリは前後ほぼ同じ)を確認しましょう。

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まとめ

シロアリは種類・階級によってサイズが大きく異なるため、大きさだけでの判断は難しいケースがあります。体型や触角の形など複数の特徴を合わせて確認し、それでも判断が難しい場合は写真を撮って専門業者に相談しましょう。疑わしい虫を見つけたら放置は禁物です。
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