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雨上がりに羽アリが大量発生!まずやるべき緊急対応と再発防止とは?

雨上がりに羽アリが大量発生!まずやるべき緊急対応と再発防止とは?

雨上がりに突然大量の羽アリが現れて驚いた経験はありませんか。これは、雨で土の水分が増えたり、巣の中の環境が変わったりすることで起こる現象です。大量発生は、近くに大きな巣がある危険信号かもしれません。

この記事では、雨上がりに羽アリが大量発生する理由、慌てずに行う応急処置、そして根本的な解決方法まで詳しく解説します。

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雨上がりに羽アリが大量発生する理由

雨上がりの羽アリ大量発生は偶然ではありません。天候の変化がシロアリの行動に直接影響を与え、普段は見えない地中の活動が地上に現れる現象です。

土の水分や気圧の変化でシロアリが巣から出てくる仕組み

雨が降ると土壌の水分量が急激に増加し、地中のシロアリの巣穴に水が浸入します。これにより、普段は地中深くで生活していたシロアリが水位の上昇を避けて地上に出てくるようになります。 また、雨上がりは気圧の変化も大きく、この気圧の変動がシロアリの行動を刺激する要因です。特に低気圧から高気圧に変わるタイミングで、シロアリの群飛行動が活発化することが知られています。

湿度が80%以上になると、シロアリの翅が乾きにくくなり、長時間飛ぶことができるようになります。そのため、新しいコロニーを作るための群飛が一斉に始まるのです。

近くに大きな巣があるサインや、巣が広がっている可能性

羽アリの大量発生は、近くに成熟した大規模なシロアリのコロニーが存在することを示すサインです。羽アリは新しい巣を作るために巣立ちする個体で、大量発生は巣が十分に成長した証拠です。 特に数百匹から数千匹レベルの大量発生の場合、発生源から半径50メートル以内に大型のコロニーがある可能性が高くなります。

大量発生が数日間続く場合や、複数の場所で同時に発生している場合は、巣が建物の床下や周辺に広範囲に拡がっている可能性があります。

土地の形や水はけの悪さが影響する場合

土地の地形や排水状況が羽アリの大量発生に大きく影響します。低地や窪地では雨水が溜まりやすく、シロアリが地上に押し出される現象が起こりやすくなるでしょう。 水はけの悪い土地では、雨後に長時間湿った状態が続くため、シロアリの活動が活発化します。特に粘土質の土壌や、盛り土された場所では排水が悪く、シロアリにとって好適な環境が維持されやすいです。

また、建物周辺の勾配が不適切で、雨水が建物に向かって流れる場合、基礎周辺の土壌水分が高くなり、シロアリの侵入リスクが高まります。

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羽アリが大量発生した時の応急処置

羽アリの大量発生を発見したら、パニックにならず冷静に対処することが重要です。適切な応急処置により、被害の拡大を防ぎ、正確な状況把握につなげることができます。

家の中と外の安全確保・発生場所の封鎖

まず家族とペットの安全を確保します。羽アリは人体に直接害を与えませんが、大量発生時は家の中への侵入を防ぐことが最優先です。 すべての窓とドアを閉め、網戸に破れや隙間がないか確認します。エアコンや換気扇の吸気口も一時的に塞ぎ、羽アリの侵入経路を遮断するようにしましょう。

また、夜間の場合は室内照明を最小限にします。これは、羽アリが光に強く誘引され、明るい光源があると大量に集まってくる可能性があるためです。カーテンやブラインドを閉めて、外部からの光の漏れも防ぎましょう。 屋外での作業が必要な場合は、長袖・長ズボンを着用し、できるだけ肌の露出を避けます。羽アリ自体は噛むことはありませんが、大量に付着すると不快感があるため注意が必要です。

写真撮影・虫の採取と保存、専門家への相談準備

大量発生の状況を正確に記録することで、専門家による適切な診断と対策が可能になります。スマートフォンで発生場所と羽アリの状況を複数の角度から撮影しましょう。 撮影時は、発生場所の全体像や羽アリの密度、個体の特徴がわかるマクロ写真を含めて記録します。時刻や天候状況もメモしておくとより正確です。

また、数匹の羽アリを採取して保存しておきましょう。透明な容器やチャック付き袋に入れ、冷蔵庫で保管します。殺虫剤は使わず、冷凍で動きを止める方法が適切です。

専門業者に連絡する際は、発生日時や発生場所、おおよその発生数、建物の構造や築年数などの情報をまとめておくとスムーズです。写真や採取したサンプルがあれば、より正確な診断が可能になります。

翌日の追加チェックと点検依頼の緊急度判断

大量発生の翌日は、状況の変化を確認するため追加チェックを行います。羽アリの発生が続いているか、新たな発生場所がないか、落ちている羽の量などを観察してください。 発生が1日で収まった場合でも、近くに巣がある可能性は高いため、専門点検は必要です。継続して発生している場合や、屋内でも発見された場合は、緊急度が高いと判断し、即座に専門業者に連絡しましょう。

建物内部での発生、床下からの発生音、木材の異常音などが確認された場合は、建物への被害が進行している可能性があるため、最優先で対応が必要です。 また、近隣でも同様の発生が確認されている場合は、地域全体でシロアリの活動が活発化している可能性があり、早急な調査と対策が求められます。

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羽アリ大量発生後の根本的な対策

応急処置の後は、根本的な解決を目指した総合的な対策が必要です。巣の完全駆除と再発防止により、長期的な安心を確保しましょう。

巣の場所を特定するための調査方法

専門業者による詳細調査で、シロアリの巣の位置と規模を正確に把握します。床下では蟻道の形成状況や木材の被害程度を確認し、庭や植木周りでは枯れ木や切り株などシロアリが生息しやすい場所を重点的に調査します。

建物周辺では、基礎のひび割れや配管貫通部、ウッドデッキとの接続部など、侵入経路となりやすい箇所を詳しく調べます。

調査結果に基づき、巣の位置、コロニーの規模、被害の進行度を総合的に評価し、最適な駆除計画を立てます。

巣ごと全滅させる毒餌作戦と継続的な監視計画

毒餌を使った駆除方法(ベイト工法)では、シロアリが好む毒餌を設置し、働きアリが巣に持ち帰ることでコロニー全体を根絶します。薬剤を大量に散布しないため、住環境への影響が少ないのが特徴です。

駆除完了までには数ヶ月を要しますが、専門業者が定期的に効果を確認しながら進めるため、確実な結果が期待できます。

水はけ改善や環境整備で再発を防ぐ方法

根本的な再発防止には、シロアリが生息しにくい環境を作ることが不可欠です。庭の勾配を調整したり、排水溝を設置したりして、雨後の水たまりを解消しましょう。また、建物周辺の植栽は適度な距離を保つことも大切です。

床下は換気扇の設置や防湿シートの敷設により、湿度を60%以下に保ちます。枯れ葉、剪定枝、木材などシロアリの餌となるものは建物からなるべく離れた場所に保管するか、適切に処分しましょう。

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まとめ

雨上がりの羽アリ大量発生は、一時的な現象ではなく、近くに大きな巣がある警告サインです。まずは慌てずに安全を確保し、発生状況をしっかり記録してから、すぐに専門家に調査を依頼しましょう。

巣を根こそぎ退治する毒餌による駆除と、水はけ改善などの環境対策で、再発をしっかり防ぐことが大切です。応急処置から根本的な解決まで、段階的なアプローチにより確実な成果を得られます。

大量発生でお困りの方は、緊急対応から継続管理まで実績豊富な三共消毒にお任せください。
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