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シロアリ駆除でゴキブリにも効果はある?薬剤の共通点と注意点を解説

シロアリ駆除でゴキブリにも効果はある?薬剤の共通点と注意点を解説

「シロアリ駆除をしたら、ゴキブリもいなくなった気がする」という声を耳にすることがあります。実際に、シロアリ駆除の薬剤がゴキブリに効果を持つケースもありますが、万能ではありません。 本記事では、シロアリとゴキブリ両方について薬剤の関係や、対策方法についてわかりやすく解説します。

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シロアリとゴキブリ、どちらも家に潜む害虫

シロアリとゴキブリは、見た目も生態もまったく違う虫ですが、どちらも住まいに発生しやすい代表的な害虫です。実は、いくつかの共通点があり、同時に対策を考えることが効果的なケースもあります。

どちらも湿気・暗所を好む習性がある

シロアリもゴキブリも、湿気が多くて暗い場所を好む習性があります。シロアリは体内の水分を保つために湿度の高い場所を必要とし、乾燥に弱いのが特徴です。

ゴキブリも同様に、水まわりや床下、壁のすき間などにひそみやすく、家の中でもよく似た場所に潜んでいます。特に古い木造住宅や、換気が不十分な場所では、両方の害虫が同時に発生してしまうことも少なくありません。

人目につきにくい場所に潜んで繁殖する

どちらも、人の目につきにくいところで繁殖するという共通点があります。 シロアリは木材の中や地中に巣を作り、気づかれないまま被害を広げていきます。

一方、ゴキブリは冷蔵庫の裏や家具のすき間などに隠れて、夜になると活動するのが特徴です。 どちらの害虫も、初期の発見が難しく、気づいたときにはすでに被害が進んでいることが多いのです。

放置すると被害や不快感が拡大する

シロアリを放置すると、家の柱や土台が食い荒らされてしまう危険性があります。被害が進むと、修理に大きな費用がかかることも少なくありません。 ゴキブリは建物自体を壊すことはありませんが、衛生面での問題や精神的なストレスが大きく、食べ物の汚染やアレルギーの原因になることもあるでしょう。

どちらも「いつか退治しよう」と後回しにせず、早めに気づいて対策することがとても大切です。

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シロアリ駆除の薬剤はゴキブリにも効く?

シロアリ駆除の薬剤がゴキブリにも効果があるのかという疑問について、種類別に見ていきましょう。

ピレスロイド系はどちらにも一定の効果がある

シロアリ駆除でよく使用されるピレスロイド系薬剤は、昆虫の神経系に作用する殺虫成分を含んでいます。この成分はシロアリだけでなく、ゴキブリを含む多くの昆虫に対しても効果を持ちます。そのため、シロアリ駆除でこの系統の薬剤を使用した場合、接触したゴキブリにも殺虫効果が期待できます。

ただし、効果の持続性や到達範囲には違いがあります。シロアリ駆除では主に床下や土壌に薬剤を散布しますが、ゴキブリはシロアリよりも行動範囲が広く、キッチンや浴室など生活空間の様々な場所に生息します。そのため、シロアリ駆除の薬剤がすべてのゴキブリに効果を及ぼすわけではありません。

ベイト剤はゴキブリには無効

シロアリ駆除でよく使用されるもう一つの方法として、ベイト剤があります。これはシロアリが好む餌に薬剤を混ぜ、シロアリに持ち帰らせることで巣全体に効果を広げる方法です。このタイプの薬剤は、シロアリの社会性と餌の共有という習性を利用したものです。

しかし、ゴキブリはシロアリとは生態が大きく異なり、同じ餌を共有する習性が弱いため、シロアリ用のベイト剤はゴキブリには効果が期待できません。ゴキブリ対策には、ゴキブリ専用のベイト剤や忌避剤を使用する必要があります。

施工箇所が違うため、直接的な効果は限定的

シロアリ駆除とゴキブリ対策では、薬剤を施工する場所も異なります。シロアリ駆除では主に床下や土壌、木部に薬剤を散布・注入しますが、ゴキブリはキッチンの裏側や排水管の周り、家具の隙間など、生活空間の様々な場所に生息しています。

このため、シロアリ駆除の施工だけでは、ゴキブリの主な生息場所に薬剤が十分に行き渡らず、効果が限定的になることが多いです。両方の害虫を効果的に駆除するには、それぞれの生態と生息場所を理解した上で、適切な薬剤を適切な場所に使用することが重要です。

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両方に対応したいときのポイント

シロアリとゴキブリの両方に効果的に対応するには、いくつかのポイントがあります。

併用可能な薬剤を使用してもらえるか確認する

シロアリ駆除を業者に依頼する際、ゴキブリにも効果のある薬剤を使えるかを確認しておきましょう。

ピレスロイド系など、両方に効果がある薬剤を使ってもらえるケースもあります。また、シロアリ対策と一緒にゴキブリ対策も依頼できるかを相談してみると、手間もコストも抑えられる可能性があります。

シロアリ駆除後に、ゴキブリ専用のベイト剤や忌避剤を設置

シロアリ駆除のあとに、ゴキブリ専用のベイト剤や忌避剤を使うのも効果的です。

ベイト剤は冷蔵庫の裏や排水管まわりなど、ゴキブリの通り道に設置します。忌避剤は侵入を防ぎたい場所にスプレーして使います。こうした対策は薬剤の相互作用もなく、家庭でも手軽に取り入れられるため、駆除後のフォローにおすすめです。

建物全体の通気・清掃・侵入口対策を強化する

シロアリもゴキブリも湿気や汚れが大好きです。床下や壁の通気をよくする、除湿器を活用する、定期的に換気するなど、湿気対策を徹底しましょう。

また、キッチンや食品まわりの清掃も重要です。食べカスや油汚れを減らすことで、ゴキブリの発生を抑えられます。あわせて、壁のすき間や床の割れ目など、害虫の侵入口になりそうな部分もチェックして、シーリングや補修を行うとより安心です。

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三共消毒なら総合的な害虫対策も相談可能

三共消毒ではシロアリ駆除だけでなく、ゴキブリなどの一般害虫駆除も行っています。両方の害虫に効果的な対策を一括して相談できる点が大きなメリットです。 専門知識を持ったスタッフが住宅の状況を詳しく調査し、シロアリとゴキブリ両方の生息状況を確認した上で、最適な対策プランを提案します。必要に応じて、シロアリ駆除とゴキブリ対策を組み合わせた総合的な施工も可能です。

また、定期的な点検やアフターフォローも充実しており、一度の施工で終わらせるのではなく、継続的な害虫対策をサポートします。安心して任せられる業者選びも、効果的な害虫対策の重要なポイントと言えるでしょう。

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まとめ

シロアリ駆除の薬剤がゴキブリに効果を持つケースはありますが、駆除目的・生態の違いから、効果は限定的です。両方の対策をしたい場合は、使用薬剤や施工場所を踏まえてプロに相談するのが安心です。

三共消毒では無料調査で住まいの害虫リスクを詳しくチェックし、最適な対策プランを提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。
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