シロアリの初期症状とは?見逃しやすい5つのサインと確認方法を解説
シロアリ被害は、気づいたときにはすでに建物内部まで被害が広がっているケースも少なくありません。シロアリは木材の内部から食害を進めるため、外見だけでは被害がわかりにくいという厄介な特徴があります。
しかし、よく観察すると初期段階でもいくつかのサインが現れます。こうした兆候に早く気づけば、修繕費用を抑え、大切な住まいの寿命を延ばすことにつながります。
本記事では、シロアリの初期症状や見逃しやすいサイン、家庭でできる詳細な確認方法についてプロの視点からわかりやすく解説します。
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シロアリの初期症状とは?見逃せない5つのサイン
シロアリが建物に侵入し始めると、日常生活の中でわずかな違和感が生じることがあります。これらはシロアリからの警告信号です。
羽アリを見かけたら、近くに数十万匹規模の巨大な巣がある可能性が極めて高いといえます。特に室内の隙間から羽アリが出てきた場合は、すでにその建物の木材が食害されている動かぬ証拠です。
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庭先や玄関に「羽アリ」が大量発生している
もっとも分かりやすい初期症状の一つが羽アリの発生です。羽アリは、巣が飽和状態になったときに新しい巣を作るために飛び出す個体です。- ・ヤマトシロアリ:4月から6月頃、雨上がりの翌日など、湿気が多くて暖かい日の昼間に発生します。
- ・イエシロアリ:6月から7月頃、夕方から夜にかけて街灯などの光に集まる習性があります。
羽アリを見かけたら、近くに数十万匹規模の巨大な巣がある可能性が極めて高いといえます。特に室内の隙間から羽アリが出てきた場合は、すでにその建物の木材が食害されている動かぬ証拠です。
床がふわつく・歩くとキシキシと異音がする
廊下やリビングを歩いたときに、以前より床がふわふわと沈むような感触があったり、特定の場所でキシキシと軋む音が鳴り始めたりしたら要注意です。 これは単なる経年劣化ではなく、床下の根太(ねだ)や大引き(おおびき)といった重要な構造材が食害され、中身がスカスカになって強度を失っているために起こる現象です。放置すると床が抜け落ちる危険性もあります。壁や柱を叩くと「ポコポコ」と空洞音がする
シロアリは木材の表面を薄皮一枚残して内部だけを食べる習性があります。そのため、見た目は綺麗でも中身がないことがあります。家中の柱や壁を拳で叩いてみてください。他の場所とは明らかに違う軽い音がする場所があれば、そこはシロアリの食堂になっているかもしれません。基礎や壁に「蟻道(ぎどう)」がある
シロアリは乾燥に非常に弱いため、土や自分の排泄物で固めた蟻道というトンネル状の通路を作って移動します。家の基礎(コンクリート部分)や配管、床下収納の縁などに、茶褐色の泥の筋が伸びていたら、それはシロアリの専用道路です。蟻道があるということは、現在進行形でシロアリが家の中に侵入し続けていることを意味します。ドアや障子の「立て付け」が急に悪くなる
シロアリの食害によって柱や土台がわずかに歪むと、家全体に数ミリ単位の傾きが生じます。 その結果、これまでスムーズに開閉できていたドアや障子が急に重くなったり、枠に当たって閉まりにくくなったりします。「最近、家の建付けが悪いな」と感じたら、一度床下を疑ってみる必要があります。>> 三共消毒のシロアリ駆除サービスはこちら
シロアリの初期症状を放置するとどうなるか
まだ少しの違和感だからと放置してしまうと、事態は刻一刻と深刻化していきます。ここでは、シロアリ被害の初期症状を放置した場合のリスクを紹介します。
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被害が拡大するほど修繕費が高額になる
初期段階であれば薬剤の散布や一部の部材交換で済みますが、放置して柱や土台の大部分が食害されると、大規模なリフォームが必要になります。修繕費用は被害の程度に比例して膨らみ、数百万円単位の出費になることも珍しくありません。耐震性が大幅に低下し地震時の倒壊リスクが上がる
家を支える重要な骨組みがスカスカになると、建物本来の強度が失われます。日本は地震が多い国ですが、シロアリ被害に遭っている家は、そうでない家に比べて大規模地震の際の倒壊リスクが格段に高まることが研究結果でも明らかになっています。自宅の資産価値が下がる
将来的に自宅を売却しようと考えた際、シロアリ被害がある物件は資産価値が大きく下がります。売却時のインスペクション(建物状況調査)で被害が発覚すると、買い手がつかなかったり、大幅な値引きを要求されたりする原因となります。>> 三共消毒のシロアリ駆除サービスはこちら
シロアリが発生しやすい家の特徴
どのような家が狙われやすいのかを知ることで、事前の対策が可能になります。
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湿気が溜まりやすく日当たりが悪い
シロアリは湿った環境を好みます。床下の換気が不十分な家や、隣家との距離が近く日当たりが悪い場所は、木材が湿気を含みやすく、シロアリが集まりやすい環境といえます。木材が地面に近い構造になっている
基礎が低く、木材が地面に近い家や、ウッドデッキの柱が直接土に接しているような構造は、土の中に住むシロアリにとって侵入のハードルが非常に低くなります。庭に古い木材や段ボールを放置している
庭に放置された切り株、古い添え木、DIYの端材などはシロアリの格好のエサになります。また、段ボールも木材と同じ成分(セルロース)を含んでおり、かつ湿気を吸いやすいため、シロアリを呼び寄せる誘引剤となってしまいます。>> 三共消毒のシロアリ駆除サービスはこちら
【場所別】自分でできるシロアリ被害の確認方法
専門業者に依頼する前に、まずは自分でチェックできるポイントを押さえておきましょう。
タイルのひび割れ、壁紙のカビや浮き、床のブカブカ感がないかを確認しましょう。特に古いタイル張りの浴室は、内部に水が漏れてシロアリを呼び寄せているケースが多いです。
玄関の上がり框(段差の部分)を叩いてみて音が響かないか、あるいは柱の根元が黒ずんだり、変色して脆くなったりしていないかチェックしましょう。
ウッドデッキの柱を足で少し踏んでみて、沈み込むような感触がないか、また切り株の皮を剥がしたときに中に白い虫がいないかも見ておきましょう。庭でシロアリが見つかった場合、すでに建物へ向かっている可能性も考えられます。
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水回り(浴室・キッチン・トイレ)の湿気をチェック
浴室やキッチンなどの水回りは、もっともシロアリ被害が集中しやすい場所です。タイルのひび割れ、壁紙のカビや浮き、床のブカブカ感がないかを確認しましょう。特に古いタイル張りの浴室は、内部に水が漏れてシロアリを呼び寄せているケースが多いです。
玄関のタイルの隙間や框(かまち)の変色を確認する
玄関は構造上、床下に空間がないことが多く、シロアリが侵入しやすいポイントです。玄関の上がり框(段差の部分)を叩いてみて音が響かないか、あるいは柱の根元が黒ずんだり、変色して脆くなったりしていないかチェックしましょう。
床下や外壁の基礎周辺に泥の筋がないか調べる
家の外周を一周ぐるりと回り、基礎のコンクリート部分に下から上へ向かって伸びる泥の筋がないかを確認します。床下収納庫がある場合は、そこから床下を覗き、基礎や土台に蟻道が作られていないかもあわせてチェックしておくと安心です。庭のウッドデッキや切り株の劣化状況を見る
建物本体だけでなく、庭の設備もチェック対象です。ウッドデッキの柱を足で少し踏んでみて、沈み込むような感触がないか、また切り株の皮を剥がしたときに中に白い虫がいないかも見ておきましょう。庭でシロアリが見つかった場合、すでに建物へ向かっている可能性も考えられます。
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シロアリ初期症状を見つけた時の正しい対処法
もしシロアリのサインを見つけてしまっても、慌てて行動するのは禁物です。
殺虫剤の成分を嫌がったシロアリが、家のさらに奥深くへ逃げ込み、かえって被害を広げたり、後の駆除作業を困難にしたりする場合があるためです。
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市販の殺虫剤を使う前に状況を確認する
羽アリやシロアリを見つけた際、目の前の虫を退治しようと市販のスプレー式殺虫剤をかけてしまう方が多いですが、これは逆効果になることがあります。殺虫剤の成分を嫌がったシロアリが、家のさらに奥深くへ逃げ込み、かえって被害を広げたり、後の駆除作業を困難にしたりする場合があるためです。
写真を撮り、現物を残しておく
見つけた虫が何なのかをプロに判断してもらうために、スマホで写真を撮っておきましょう。また、死骸や落ちていた羽をテープで採取したり、小さな容器に入れたりして保管しておくと、特定がスムーズに進みます。専門業者による点検を検討する
シロアリ被害は、目に見えるサインが現れている時点で、見えない場所ではすでに進行している可能性が高いといえます。自己判断で放置せず、早めにプロへ詳細な調査を依頼することが大切です。早期発見・早期対策が、住まいを長持ちさせるポイントになります。>> 三共消毒のシロアリ駆除サービスはこちら
まとめ
シロアリの初期症状は、羽アリの発生や床のきしみ、木材の空洞音など、小さなサインとして現れることが多くあります。これらの異変に早く気づくことで、被害の拡大を防ぎやすくなります。
気になる症状がある場合は、建物周辺や木材の状態を確認し、必要に応じて専門業者による点検を検討すると安心です。
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