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ヤマトシロアリの駆除方法とは?発見のサインと効果的な対処法を紹介

ヤマトシロアリの駆除方法とは?発見のサインと効果的な対処法を紹介

日本で最も一般的に見られるシロアリが「ヤマトシロアリ」であり、全国のシロアリ被害の約8割がこのヤマトシロアリによるものと言われています。

本記事では、ヤマトシロアリの特徴や発見のサイン、効果的な駆除方法、そして再発防止対策について詳しく解説します。

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ヤマトシロアリの特徴

ヤマトシロアリは、日本の気候に適応した在来種のシロアリです。以下では、他のシロアリとの違いや活動時期、そして被害を早期に発見するためのサインについて詳しく見ていきましょう。


イエシロアリとの違い


ヤマトシロアリとイエシロアリは、日本でよく見られるシロアリの2種類ですが、いくつかの違いがあります。
まず体の大きさですが、ヤマトシロアリは体長4~7mmと小型なのに対し、イエシロアリは7~9mmとひと回り大きいです。

また、水を運ぶ能力にも違いがあります。ヤマトシロアリは水を運ぶ能力が低いため、被害は湿気の多い場所に限定される傾向がある一方で、イエシロアリは自ら水を運ぶ能力を持っているため、乾燥した木材にも被害を与えることができます。

その他にも、ヤマトシロアリの巣の規模は比較的小さく数千匹程度ですが、イエシロアリは数十万から100万匹規模の大きな巣を作るのも特徴といえるでしょう。


活動時期・被害の出方


ヤマトシロアリの羽アリは4月から5月にかけて群飛し、特に雨上がりの晴れた日の昼間に活発に飛び立ちます。気温が15度以上になる春から秋にかけてが主な活動期間ですが、暖房のある住宅内では冬でも活動可能です。

被害は主に床下の土台や柱、風呂場、キッチン、トイレなど水回りの木材から始まり、徐々に上部へと食害が広がります。放置すると建物の強度に影響を与える深刻な被害に発展する恐れがあるため注意しましょう。


発見時のサイン(羽アリ・蟻道など)


ヤマトシロアリの存在に気づくサインとして、以下のようなものがあります。

  • ・羽アリが群飛している、または群飛していた
  • ・基礎と木材の間に細いトンネル状の蟻道ができている
  • ・木材を叩くと軽い音がする、表面がへこんでいる
  • ・床下や壁際に細かい土や木くずが落ちている
  • ・歩くと床がギシギシと音を立てる

これらのサインを発見した場合は、できるだけ早く専門業者に相談することが大切です。特に羽アリの群飛は、巣の成熟や分巣の兆候であり、春先に大量の羽アリが発生した場合は建物内にすでに大きな巣が形成されている恐れがあるため注意しなくてはなりません。

ヤマトシロアリ駆除の基本方法

ヤマトシロアリの駆除には、主に2つの工法があります。それぞれの特徴を理解し、被害の状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。


バリア工法(薬剤散布・注入)


バリア工法は、薬剤を使用してシロアリの侵入を防ぐ方法です。主に以下の2つの施工が行われます。

  • ・薬剤散布
  • ・木材注入

即効性が高く、施工後すぐに効果が現れるのが特徴です。一般的に5年程度の防除効果が期待できます。


ベイト工法(巣ごと根絶)


ベイト工法は、シロアリが好んで食べる毒餌を設置し、巣ごと駆除する方法です。建物周囲や被害箇所の近くにベイト剤を設置し、働きアリが巣に持ち帰ることで、巣全体を徐々に壊滅させます。環境への影響が少なく、巣を根絶できるという利点があります。

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駆除後の再発防止対策

シロアリ駆除は、一度行えば終わりというものではありません。駆除後の継続的な対策が、再発を防ぐために極めて重要です。ここでは、定期的な点検の必要性や湿気対策、建物のメンテナンスについて詳しく説明します。


定期点検の重要性


シロアリ駆除後も、定期的な点検が不可欠です。専門業者による年1回の点検を受けることで、早期発見・早期対応が可能になり、被害の拡大を防げます。特に梅雨時期の前後は、シロアリが活発になるため、注意が必要です。


湿気対策と住環境の見直し


ヤマトシロアリは湿気を好むため、住環境の湿気対策が主な予防策となります。

床下の換気を改善するために換気扇を設置するほか、通気口の清掃を定期的に行うことで、シロアリが好む湿った環境を作らないようにしましょう。

また、雨漏りや水漏れは速やかに修理し、庭木や植栽は建物から適切な距離を保つように管理することも効果的です。


家の構造とメンテナンス


建物の適切なメンテナンスは、シロアリの再発防止に直結します。基礎周りの土砂や落ち葉を定期的に除去することで、シロアリの潜伏場所を減らせるでしょう。

また、外壁や基礎のひび割れはシロアリの侵入口となる可能性があるため、発見次第補修が必要です。

そして、木製の外構部材も定期的に点検し、劣化が見られる場合は早めに交換するように心がけるほか、床下の清掃と整理を行うことでシロアリの早期発見が容易になるでしょう。

信頼できる業者を選ぶために

適切なシロアリ駆除を行うためには、信頼できる専門業者の選択が欠かせません。業者選びで失敗すると、効果が不十分であったり、不必要な費用がかかったりする恐れがあるため注意が必要です。

業者を選ぶ際は、施工内容と保証期間が明確に説明されるか、アフターフォローが充実しているか、適正な価格設定がなされているかなども大切な判断基準となります。複数の業者から見積もりを取り、サービス内容を比較検討することをおすすめします。

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まとめ

ヤマトシロアリは日本で最も一般的なシロアリで、特有の活動パターンと生態を持っています。湿気を好む特性を理解し、効果的な駆除方法を選択することが重要です。また、駆除後も定期的な点検と予防対策を継続することで、再発を防ぐことができます。

シロアリ被害が深刻な場合や、DIYでの対応が難しい場合は、専門業者への相談を検討しましょう。三共消毒では、経験豊富な専門家による適切な診断と、状況に応じた最適な駆除方法をご提案しています。

大切な住まいを守るためにも、シロアリ対策は早期発見・早期対応が重要です。少しでも気になる症状があれば、お気軽に三共消毒までご相談ください。
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