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柱(木部)がシロアリ被害を受けたらどうする?被害例や家全体に現れるサインについて徹底解説!

柱(木部)がシロアリ被害を受けたらどうする?被害例や家全体に現れるサインについて徹底解説!

「床がふわっとする」「柱の色が変わっている」などの症状は、柱がシロアリに侵食されているサインかもしれません。柱は家を支える重要な構造体のひとつです。 本記事では、家の柱のシロアリ被害の見分け方や駆除方法、補修・再発防止のポイントについて解説します。

シロアリの食害が深刻な問題になりやすい理由

シロアリによる柱の食害は、他の部位への被害と比較して特に深刻な問題となります。ここでは、その理由について詳しくみていきましょう。

理由1. シロアリは集団で柱を食べる特徴がある

シロアリは数万から数十万匹の巨大なコロニーを形成し、組織的に木材を食害します。一度柱に侵入すると働きアリが連続的に木材を摂食し、その情報をフェロモンで仲間に伝達することで被害が急速に拡大していきます。

特に土台に近い柱は湿度が高く、シロアリにとって理想的な環境です。シロアリは木材の柔らかい部分(春材)を優先的に食べるため、柱の強度に重要な役割を果たす部分から損傷が進行します。

理由2. 柱の食害は住宅倒壊の恐れがある

柱は建物の水平荷重を支える主要構造材であり、その損傷は建物全体の構造的安定性に直接影響します。シロアリ被害により柱の断面欠損が30%を超えると、耐力が著しく低下し、地震時の倒壊リスクが高まります。

特に築年数の古い木造住宅では、シロアリ被害が加わることで耐震性能がさらに低下する危険性があるでしょう。また、柱の被害は目視で確認しにくい箇所で進行することが多く、気づいたときには既に深刻な状態になっているケースも少なくありません。

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柱の状態からわかるシロアリ被害の具体例

シロアリの被害は、柱そのものにさまざまなサインとして現れます。次のような症状が見られる場合は、シロアリ被害の可能性があるため注意が必要です。

例1. 柱の周辺に木屑が落ちている

シロアリが柱を食べると、細かい木屑やフンのような粒(糞粒)が柱のまわりに落ちます。これらは「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる、シロアリの通り道の材料にもなります。 特に以下のような場所では、木屑が蓄積していることがあるでしょう。
  • 床下
  • 押し入れの奥
  • 階段下の収納スペース

これらは湿気が多く、人目につきにくい場所のため、シロアリが好む環境でもあります。木屑の色や質感は木材の種類によって異なりますが、普段は見られない木くずが落ちていたら要注意です。

例2. 柱の表面に欠けやスジがある

シロアリの食害が進むと、柱の表面に欠けた部分や筋のような痕が現れることがあります。これは、シロアリが木材の繊維に沿って内部を食べ進めるためです。

特に、柱の根元や他の木材とつながる接合部では被害が集中しやすく、深い溝のような痕跡ができることもあります。

こうした症状が見られる場合は、柱の内部まで広範囲に侵食されている可能性が高いでしょう。

例3. 柱の中が空洞になっている

外からは一見問題がなさそうでも、中がスカスカになっている柱もあります。これは、シロアリが内部から静かに食害を進めているためです。

柱を指やドライバーで軽く叩いたときに「コンコン」と軽い音が返ってきたら、中が空洞になっているサインかもしれません。放置すると、建物の耐久性に関わる重大な問題につながるため、早めの点検が必要です。

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柱の被害が原因で現れる家全体の異常サイン

シロアリによる柱の食害は、家全体にも影響を及ぼします。以下のような症状は、柱の劣化によって構造にゆがみや不具合が生じている可能性があります。

ドアや窓が開け閉めしづらい

柱がシロアリに食べられると、建物のバランスが崩れ、ゆがみが発生します。これにより、ドア枠や窓枠が微妙に変形し、ドアや窓の開け閉めがスムーズにできなくなることがあります。

特に重い木製のドアでは、少しの変形でも引っかかりを感じるようになるでしょう。これは、シロアリ被害以外にも地盤沈下や経年劣化でも起こる現象ですが、他にシロアリのサインが見られる場合は柱の食害が疑われます。

柱を叩くと軽い音がする

健全な柱を叩くと「ゴン」といった重く鈍い音がしますが、シロアリに食害された柱では「コンコン」という軽く響く音がすることがあります。

この音の違いは、木材内部の密度が変わってしまっている証拠です。専門知識が必要な診断方法ではありますが、音が明らかにおかしいと感じた場合は、専門業者に調査を依頼することをおすすめします。

床がふわふわ沈む

柱や土台がシロアリに食害されると、床下の支えが弱くなり、歩いたときに床が沈んだり、ふわふわとした感覚になることがあります。

特に畳の下やフローリングの継ぎ目、洗面所などの湿気が多い場所では、こうした症状が現れやすくなります。放置すれば床が抜ける恐れもあるため、早めの対応が必要です。

室内に羽アリが発生した

春から夏(4〜7月頃)にかけて、羽アリが大量に発生する時期があります。この時期に室内で羽アリを見かけた場合、建物の中または近くにシロアリの巣がある可能性が非常に高いでしょう。

羽アリは光に集まる習性があるため、窓際や照明の周辺で発見されることが多くなります。羽アリの発生は、シロアリ被害がすでに進行していることを示す重要なサインです。

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柱のシロアリ駆除方法の選び方

柱のシロアリ駆除には、被害の程度や建物の構造に応じて適切な方法を選択することが大切です。

ベイト工法で周囲から根絶する方法

ベイト工法は柱のシロアリ駆除において最も効果的で安全な方法のひとつです。建物周辺にベイトステーションを設置し、シロアリに毒餌を摂取させることで、コロニー全体を根絶できます。

この方法の最大の利点は、柱への直接的な処理が不要なことです。薬剤を柱に注入する必要がないため、既に食害を受けて強度が低下している柱への追加的なダメージを避けることができるでしょう。

また、ベイト工法では脱皮阻害剤を使用するため、シロアリのコロニー全体に効果が波及し、完全な駆除が可能です。

必要に応じて局所的な補強併用の検討

柱の食害が深刻な場合は、駆除と並行して構造的な補強が必要となることがあります。食害により断面欠損が大きい柱では、補強材の設置や部分的な交換を検討する必要があるでしょう。

補強方法としては、鋼材による補強、炭素繊維シートの巻き付け、隣接する新しい柱の増設などがあります。補強の必要性や方法については、構造設計の専門家による詳細な検討が必要です。

ただし、補強工事は建物の居住性に影響を与える場合があるため、駆除の効果を確認してから実施することが一般的です。緊急性がある場合を除き、まずベイト工法による駆除を優先することをおすすめします。

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三共消毒のベイト工法による効果と補修提案

三共消毒では、柱のシロアリ被害に対して包括的な解決策を提供しています。駆除から補修、再発防止まで一貫したサービスで、お客様の大切な住宅を守ります。

柱を守るために必要な根本的対策

三共消毒のベイト工法では、建物の周囲にベイトステーションを適切に設置し、シロアリの侵入経路を断ちます。この方法により、すでに存在しているシロアリのコロニーを駆除しつつ、新たな侵入も予防できるのが大きな特徴です。

使用されるベイト剤には、シロアリの習性を利用した成分が含まれており、柱や木材そのものには影響を与えません。また、人やペットにも安全性が確認された薬剤を使用しているため、小さなお子さまや動物のいるご家庭でも安心してご利用いただけます。

施工後も、定期的なモニタリング(点検)を通じてシロアリの活動状況を継続的にチェックし、必要に応じてベイト剤の補充・追加設置を行うことで、柱や建物全体の安全を長期的に保ちます。

施工後の保証と定期点検の流れ

三共消毒では、施工後も安心してお任せいただけるように、保証制度と定期点検サービスを充実させています。施工完了後には、一定期間の保証期間を設けており、万が一再発があった場合には無償で再施工を実施。

また、定期点検では、専門技術者が建物全体を丁寧にチェックし、シロアリの再発だけでなく、柱の状態や構造の変化も確認します。点検結果に基づいて、必要な補修や追加の対策について的確なアドバイスを差し上げます。

三共消毒では、施工して終わりではなく、お客様との継続的な信頼関係のもとで住宅の安全を見守ることを大切にしています。

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まとめ

柱のシロアリ被害は、放置すれば建物全体の強度に影響する重大な問題です。早期発見と、被害を広げないための確実な駆除対策が欠かせません。

三共消毒では、柱をこれ以上傷めずに根本駆除できるベイト工法を中心に、状況に応じた補修提案まで一貫して対応しています。お住まいの状態に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
「柱が心配…」
「予防だけでもしておきたい…」
そんな方も、まずは無料調査からお気軽にご相談ください。大切な住まいを守る第一歩を、三共消毒がしっかりサポートいたします。
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