シロアリが「黒い」ことはご存知ですか?
主に床下などの見えない部分で生息するヤマトシロアリは、まさに小さな白い虫ですが、4~6月の期間に薄黒色の羽を持ち飛び立つため、この黒い羽を持った虫がシロアリと気付かない方も多いようです。
雨が降った次の日に、晴れて気温が高くなる"午前中"に多く発生します。飛び立った後は羽を落としてペアになり、地中に1週間程度で産卵を始めます。時間が経過すると虫は移動するため羽だけが残ることがあります。窓枠などに大量の羽を見かけたらシロアリの危険信号です!
「シロアリ」と「クロアリ」の違い
シロアリ(ヤマトシロアリ)は4月下旬~5月下旬の昼間、 クロアリは6月~8月の夕方から夜間にかけて飛び立つことが多いです。
“シロアリ”と“クロアリ”の羽アリは似ているようで違います!
下記の3ヵ所が大きな違いになりますので、注意深く観察してください。
シロアリ | クロアリ | |
---|---|---|
触覚 | まっすぐで数珠状 | くの字型 |
胴体 | びれが無くずん胴 | くびれている |
羽 | 前後同じ大きさ | 前羽が大きい |
家屋への被害
見えないところに大きな被害が!